見てくれた人:人
Sunaの仲間のヒトビト
Sunaの観測地点
Sunaの聞いてる曲
4:30に起床。前日に雨降るだろうと聞いて心配していた天気だったが、小窓から見た外界はすっきりと晴れていた。
鍋洗ったり干していた衣類を回収したり洗顔したりした後、出発。時刻は6時頃だった。
先輩の持っていた案内で奨められていたので、9合目付近の野原を経由してお花畑コースへ向かうことになった。出かける時に山小屋のおじさんにそう伝えると、斜面を横切って滑りやすそうな箇所があるから気をつけるように言われた。情報サンクス。
出発してすぐ、イワギキョウに会う。野に端正に佇んでいるのが印象に残る。
9合目を過ぎたあたりから、林の中に入り、急勾配を下降する。なにやらスケールの大きいミヤマシシウドなどの中を歩くので、熱帯林を縦走しているかのような錯覚を覚える。しばらく、お花畑コースのイメージに沿わない密林をひたすら行軍。
途中道脇にギンリョウソウがぽつぽつと咲いていた。真っ白で半透明な草体はまさに小さな幽霊みたいで、薄暗い林床の下草の中でも気になる。雨後はよく見られるようだ。
お花畑には2時間ほど歩いて到着。やや季節を逃した感はあるけれど、所々花が残っていて、モウセンゴケなども生えている。
お花畑を過ぎるとまた岩場が増え、低木の間を歩く。クロウスゴの甘酸っぱい実があちこちになっていて、つい手が伸びてしまう。これはブルーベリーなのだそうだ。
火山帯もコースに入っていて、場所によっては数百度の熱泥があるので道から出ないように、との看板もある。何やら恐ろしいところに来てしまったようだ。
いかにも乾いた火山帯の土地を歩いていると、なんだか足音が変な場所に気づく。靴音が、下に反響している。下に空洞があったのだ…。突然陥没して高温の火山性ガスに呑まれるシーンを密かに妄想して涼しくなる。
昼頃犬倉山に到達。網張温泉へ抜けるわき道があったためか、やたらと草の生い茂った獣道のごとき道を通ったわりにはあっけなく着いて、しかも山頂の碑が明らかに低い場所にあるので登頂感があまりない。頂上へは直接行けず、周回路があるだけの山らしい。ヤマアジサイの白い花が所々に密生している。とりあえず食パンで昼食を摂った。Kが選んだマーマレードがうまい。
食事の後少し歩くと、かなり軽装の家族連れと会う。リフト乗り場も近いらしい。幸いリフトは稼動していて、900円でふもとまで乗せてくれた。乗り換えで軽く歩く区間もあるものの、リフトの楽なこと…時間にしても40分ほどで下まで来れてしまった。
13:30頃網張温泉に辿り着く。1時間ほど硫黄の浮く湯船に浸かる。久々の風呂にリラックス…。風呂上りにはそば茶入りソフトクリームを食べた。少し蕎麦っぽい味がするかな、という風味。普通にいけた。
15時過ぎにバスに乗る。車内で小岩井農場のパンフレットを発見。Kが行きたいと言っていたので手に取ってみる。偶然にもこのバスの経路のようだ。皆で降りてみることに決定。
農場にレストランが併設された所を予想していたのだけれど、立派なレジャーランドだった。多くの観光客や家族連れで賑わっていた。あまり時間がなかったので、色々楽しむ時間はなかったけれど、ソフトクリームとハンバーグはうまかったことは証言したい。
1時間弱で再びバスに乗り、盛岡駅で時間を過ごすことになった。
駅についてすぐ、大雨が降り出した。ザックを抱えて3人で駅へダッシュ。少しは濡れたけど、行動中には雨が殆ど降らなかったのが助かる。
時間が余っているので、盛岡の特産品のじゃーじゃー麺を食べに行くことに。小雨が降っていたので駅近くのHOTJARで食べた。その場て茹でてくれたようで、出てくるのに暫くかかったが、おいしかった。
サイト構築中…完成はいつの日か。
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