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2010-01-02 [土]

_ あけおめ

今年もよろしくお願いします。

_ [Windows] EEEPC901のDocuments and SettingsをDドライブに移動

家族のEeePCのCドライブが圧迫されてたのでデータ退避をお手伝い。

採用した方法は、CドライブのDocuments and Settingsを移動した上で、CドライブのルートにDドライブのDocuments and Settingsを指すジャンクション(リンクのようなもの)を作成するというやりかた。ジャンクションを使うと、単純にDドライブに移動してレジストリその他を書き換える方法に比べてソフトウェア的に無理がなく、アプリ側にCドライブを直接指定されても整合性の問題が起きづらいという利点がある。

注意点としては、ジャンクション下のフォルダをエクスプローラでごみ箱に移動できなくなるので、Shift+Deleteで即時消去することに慣れる必要があることと、ジャンクション自体を削除したいとき、エクスプローラではジャンクション先(データの実体)も削除されるらしいのでコマンドプロンプトからrmdirで消すべきということと、アンインストール時等にプログラムからジャンクション自体を削除される場合があるので消されたら可及的速やかにジャンクションを再生成すべきということかな。

というわけで今回もGoogleに助けてもらった。先人たちの知恵に感謝。

  1. ここからダウンロードしたln.exeをWINDOWSディレクトリにコピーする。
  2. 起動時にF2を押してBIOS設定画面を呼び出し、BootタブでBootBoosterをDisableする。
  3. 起動時にF8を押してWindowsをセーフモードとコマンドプロンプトで起動しAdministratorでログオンする。
  4. コマンドプロンプトで次を実行する。
    cd ../..
    xcopy "C:\Documents and settings" "D:\Documents and Settings" /e /c /h /k /o
    regedit
  5. レジストリエディタで%SystemDrive%\Documents and Settingsを検索し、D:\Documents and Settingsに書き換える。ここが参考になる。
  6. 再起動して起動時にF8を押してWindowsをセーフモードとコマンドプロンプトで起動しAdministratorでログオンする。
  7. コマンドプロンプトで次を実行する。
    c:
    ren "Documents and Settings" olddocs
    ln -j "D:\Documents and Settings" "Documents and Settings"
    regedit
  8. レジストリエディタでさきほど書き換えた箇所を元に戻す。
  9. 再起動して問題がないことを確認する。
  10. C:\olddocsを削除する。
  11. 起動時にF2を押してBIOS設定画面を呼び出し、BootタブでBootBoosterをEnableする。

参考サイト

Eee PC 901-X 買った - 山の上の大学の大学院生(でしたが就職、現在社会人3年目)の個人メモ
移動してジャンクションを設定する手順の概略あり。
ジャンクション機能を使いこなす - EeePC 900シリーズ Wiki - livedoor Wiki(ウィキ)
ジャンクション機能の使い方、注意点。
Documents and SettingsをDドライブに移動する
スクリーンショット付きでDocuments and Settingsの移動方法が解説されている。
c:\Documents and Settings の移動: まえすとろ
移動に際して書き換えるレジストリキーの解説がある。


2010-01-04 [月]

_ Ubuntu 9.10のFirefoxでJavaアプレットみる

Javaのアプレットでアルゴリズムのデモを実装してるサイトを見たくて入れた。

Synapticで、icedtea6-pluginを入れてFirefox再起動したら見れた。SunのJavaじゃなくてデフォルトのOpenjdkだから、プラグインだけのインストールで済んだ。

SunのJava使いたくなったら、入れなおすかも。→UbuntuでOpenJDK/JREからSunのJavaに切り替える方法 - Object Design Blog


2010-01-05 [火]

_ Ubuntu 9.10のEvinceで日本語PDFファイル見る

Synapticで、poppler-dataを入れて、Evince再起動したら見れた。


2010-01-21 [木]

_ [Emacs] cscopeを使ってソースコードを読む

Emacsでソースコードを読むとき、cscopeを使うと便利。関数や変数の定義とか使用箇所にその場から飛べる。
ただ、Emacsから使う時に、明示的にincludeディレクトリを指定する方法がわかりづらかったので記録。
鍵となるのは、"cscope-database-regexps"という変数。詳しい説明は、xcscope.elのコメントに書いてある。DBLISTとか記述してある付近だからisearchすれば見つかる。以下、簡単だけど僕が.emacsに追記した内容。

;;cscopeの設定
(require 'xcscope)
(setq cscope-database-regexps
'(
( "^"
( (t) ("-R" "-I/usr/include/c++/4.1.1"))
)
))

設定の意味は、任意のファイルにマッチする正規表現"^"に対して、デフォルトのサーチパス(t)を読んで、コマンドラインオプションとしてサブディレクトリを再帰的に見る"-R"とincludeディレクトリを指定する"-I"を渡すようを指定している。もちろんより複雑な指定もできる。
データベースファイルの作成は、EmacsからM-x cscope-index-filesを呼んでソースツリーのルートを指定してやれば終わり。あとはC-c s ナントカでソースを見て行く。

以下参考にさせてもらったページ達。先人達に感謝します。

cscopeでlinuxカーネルソースを読む | Inside ASCADE
日本語のチートシートあり。カーネルコード読む解説。
reference tools
リファレンスツールまとめ。cscopeの記述あり。
xcscope(1): xemacs cscope lisp support package - Linux man page
xcscope.elのmanpage。例の変数の解説もあり。
SourceForge.net Repository - [cscope] View of /cscope/contrib/xcscope/xcscope.el
xcscope.elの内容。

_ [Emacs] speedbar

そうそう、speedbarも便利だった。

関数やクラスをツリー表示してくれる。

M-x speedbarで呼べる。

「+」で展開、「-」で閉じる。


2010-01-26 [火]

_ 午後4時。

今学期最後のコマが終わり、軽い開放感を感じて、外を見る。

今日は朝からずっと、殆ど雲がない。ハレーションが見えそうなほど、眩しい青。

記憶の澱がちりちりと灼ける。以前にこの青を見たのはいつだっただろうか。

柔らかな春か、刺すような夏か、高らかな秋か、凛とした冬か。

いつであれ、この色の前の僕は、ただ焦らされる無力な砂粒でしかなかった。

無邪気に主張される無限の可能性が、どこまでも有限の個を照らす。

おまえはどこに行きたいのか、おまえのしたいことは何なのか。

その色に急かされるように、したいことのリストを書いてみる。

ところが、書いたそばから、文字列が色を失ってゆく。

あれに自然と対峙できるようなことがらは、そうそうないのだ。

リストは次第に、すべきことを含み始めた。

それらは、比較的優先順位が低いものと思いたかったことがらたちだった。

それでも、それらは存在感を弱めようとはしなかった。

頼りなかったはずの小さな紙が、このとき意志を持っていた。

すべきことのリストが、意外と大したことがなかったことのリストに変わった頃、空はすっかり落ち着きを取り戻していた。

いつもより少し澄んだ夜空で、星達が微かに笑っている気がした。


サイト構築中…完成はいつの日か。
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