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堕落と混迷の日々

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2006-08-12 [土] コマクサとの邂逅、技ありの山小屋。

_ 岩手山入山。

朝4時半に起床。水浴びしたがっていたKも揺り起こして豊富に出ている水で頭洗ったり体拭いたりする。手がかじかむほど冷たいが、目は覚める。

昨日買ったパンをほおばり、5:30に出発。近づくと喋る登山口をいなしながら登山届け出して踏み込む。入り口付近でおじさんと会ったので挨拶。登山ガイドをされている方のようだ。

けっこう傾斜のある山道が数時間続く。観察などしながらゆっくり歩いていると、年配の人たちが少しずつ追い抜いていく…まあ目的が違うからそんなものかもしれない。

林の中ではヨツバヒヨドリがちらほら見られた。途中で休憩取った所で、ツリガネニンジンを見ることができた。ハクサンシャジンとの違いはよくわからなかったけれど、可憐に華やかな様子が素敵。ウスユキソウは名の通り薄雪を被ったような白い頭が映える。

途中、紫のちょこっとした花の名を図鑑で見つけることができて嬉しかった。偶然だけど。コミヤマハンショウヅルとかいうらしい。

先輩が見当つけて教えてくれるのを調べつつ、歩みを進める。7合目あたりから樹林も抜け、展望が開ける。

火山だけあって、岩場が多い。その中でも毅然と咲いている花たちが居て、彼らの強さに改めて感心する。オヤマソバとかコミヤマイワブクロとかがしっかり根付いている。

最後はやや傾斜も緩くなって、8合目避難小屋に到着。前にはベンチが並んで、水場もある。柵の向こうにはすぐ花たちが居る。ややきつそうに見えた先輩がテンション上がるとか言って復活していたのには驚いた。僕とKはカップラーメンを300円で買って一眠り。

_ 登頂

14時頃、小屋にザック置いて、サブバッグやウエストポーチの軽装で岩手山頂に向かう。

歩くうちにKも目覚めて回復してきた様子。ミヤマオダマキやミヤマカラマツを発見しつつ上をめざす。

ふと気づくと、雲が近づいてきて雨が降ってきていた。半袖では少し寒かったが、雨具を取りに戻るには登りすぎていたため、早めに登頂して帰ろうということになった。

ゆるやかな野を歩いた後の、9合目から先のきつい岩礫地で、ピンクのコマクサが見つかった。まさに高山植物…!小さな草体にぱっと咲くピンクの花が妖しく鮮やかだった。無機質な岩に対峙して、そこかしこに密生しているのが目に入る。これは、よかった。

最高峰薬師岳までは長く右方向へ弧を描く黒い岩ころの道を歩いた。岩の間や、岩の斜面にもしがみついて花は咲く。植物ってしぶといものだ。

稜線沿いに、お地蔵さんや石碑が並んでいたのも、超自然的な景観と相まってシュールな雰囲気を演出していた。信仰の山である。この塊達をここに並べたのは、人の想いであるのは間違いない。人間も大したものだ。

案外長い道のりの後、山頂に到達。先輩のデジカメで記念撮影をした。

_ 小屋寝

小屋は100人収容らしいが、横から見るとさほど大きくは見えない。秘密は、縦の構造を生かした造りにあった。小屋は3列の巨大な3段ベッドを抱えていた。確かに人を各段に敷き詰めれば100人程入れることもできそうだ。僕らはその一番奥の最上段を陣取った。

段には銀シートが敷いてあり、快適に眠れた。明け方は冷え込んだので、今回初めて寝袋を出してきて使った。

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