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堕落と混迷の日々

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2006-03-11 [土] 合宿3日目

_ 入山

浦内川河口から軍艦岩まで、遊覧フェリーで遡上する。軍艦岩から浦内川展望台まで皆で行くが、M原さんは昨日足を挫いてしまったので登山はやめておくとの事だった。残念。とうとう3人になる。

第二山小屋跡まで植物を観察しつつ行軍し、3時間ほどで到達する。道はアップダウンが多く、見通しも悪い。ここにはテント3張り程度の空間があり、先客が2張りしている。千葉大学の一行だった。わりと大人数。10人くらいだろうか。多人数でこの山中を移動するのは楽ではなさそうだ。

テント張って、ザック置いて、身軽になって近いはずのイタチキ川を目指す。川の近くに、テント張れそうな場所があった。水もこちらの方が便利そうだったが、面倒なのでテントは移動しないことにした。

イタチキ川で今回の最大の目標だったヤエヤマスミレを発見。沢沿いの苔むした岩の上に、白い可憐な花を咲かせていた。皆でひとつの達成感に浸る。

_ 密林の中のテントで宿泊

透明度はそれほど高くはないと思われる川の水を、そのまま炊飯に使う。味に異状はないし、炊飯時に加熱されるからよかろうと思った。衛生管理の手法については今後調べてみようと思う。例によってカレー掛けて食べる。今日は水が少なすぎて失敗してしまった。硬いご飯だが、食べられないことはない。

ここで初めて蛭に吸われた。痛みや痒みはない。尺取り虫の黒い幼虫のようなものが、足首にくっついていた。ぎゃーとか言いながら引き剥がす。少し赤くなっている。思ったより小さかった。気色悪い。

夜、飲料用に河川水を煮沸していると、周囲の林の中に明滅する光点が散在している。蛍ではなかろうか。出現時季から推測するとヤエヤマボタルかと思われるが、捕獲できなかったため同定はおあずけ。

明日の天気と、高湿度の不快さを気にしながら就寝。

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