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図を多く取り入れ、難解になりがちな話題を比較的わかりやすく解説している。電子決済や電子商取引や電子投票などに暗号を利用することで、プライバシーや公平性がいかにして守られるかという事を理解できる。
ただ、いかんせん対象としている概念が抽象的で用語も難しい事もあり、必ずしも図が理解には結び付かない場合もあるかもしれない。後半にも、もう少しアナロジーを導入してほしかったところ。
暗号や情報セキュリティについてざっと知りたい向きにはよいと思う。
2限の電気電子工学設計はPSpiceの実習らしい。使ってみたい回路シミュレータだったのでわくわく。
3限のディジタル信号処理のオリエンテーション中に、先生の研究の内容の説明があって、興味ある人を募っていたので少し話を聞いてみた。無線とか組み込みハードとかを用いて、メッシュネットワークの実験をしているそうだ。結構気になってるキーワードがあったので、いろいろと勉強してみたいと思う。
メールの暗号化方式についてちょっと調べた。
公開鍵暗号方式を用いた暗号・署名によって、通信内容の秘匿・改竄の検知・相互認証が可能になるが、その通信相手の正当性を保証する基盤には大きく分けて2種類があるようだ。
ひとつは、証明書の連鎖として、公的な第三者機関である認証局が階層的に信頼性を保証していくことで、少数のルート証明書で多数の末端ユーザーの情報を保証する方式である。これはS/MIME等として利用されている。
もうひとつは、信用の輪(Web of Trust)という、個々のユーザー間の信頼関係を相互の情報の保証に利用する方式で、人間関係を情報処理に応用した方式といえそうだ。これはPGP/MIMEとして利用できる。
ユーザーが限定されたコミュニティではしばしば後者の方式が使われるようだが、不特定多数とのコミュニケーションには前者の方が向いてるようだ。その性質上、どちらも利用には手続きが必要で、認証局に申請するなり、信用のある人に信頼してもらって署名を貰うなりしなければならないわけだ。簡単に利用することはできないのだね。セキュリティには、コストが掛かるというわけだ。
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