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Sunaの仲間のヒトビト
Sunaの観測地点
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1日フリーという予定だったようだ。いくつか目玉をつくって分かれると良いというアドバイスを貰って、通潤橋と山奥の吊り橋を目指すグループに大きく分かれて観光する事になった。
僕は通潤橋を見に行く組に入った。この地域では結構著名な観光名所らしかった。キャンプ場からは案外近く、30分ほどで着いたように思う。
通潤橋は、川に囲まれていながら水に恵まれなかった大地に水を引く為に造られた導水橋で、水に圧力を掛けることで橋よりも高い位置まで水を届けるという技術が使われているそうだ。水道管も無い時代に、石だけでこのような事を実現したのは凄い事だ。しかも、建設には1年8ヶ月しか掛かっていなかったという。なお、この橋は建設から150年以上建った今も、灌漑用水として現役で送水に使われている。
近くで見ると、石積みも綺麗で堂々としており、熊本城で鍛えられた石工技術の高さが伺えた。放水で有名な橋だが、予約が入っていた時間より少し早かったので残念ながら見ることはできなかった。訪問の予定があるなら、3日前までに予約すれば5000円で放水が見られるとの事だった。
その後、少し上流に配置された、円形分水という水を分配する仕掛けを見に行った。上流で取水した水を二重円の石の装置に導いて、灌漑面積に応じて水を分配する仕組みだった。さほど大きくはなかったのだが、動力も無しに、水の力だけで止まることなく淡々と水を分け続けている石造りの装置は、貴重な水を公平に分配する美しい器具だった。肥後の石工のしたり顔が見えた気がした。
買い出しに同行した後、14時過ぎにキャンプ地に帰り、ボート借りて水遊びしたり寒くなってシャワー浴びたりした後でカレーを作った。かなり大量にあったので3杯食べたら満腹になりすぎた。食えるときにはちょっと調子に乗り過ぎるみたいだ。3種類作ったのだが、どれもおいしかった。
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