見てくれた人:人
Sunaの仲間のヒトビト
Sunaの観測地点
Sunaの聞いてる曲
クライアントとしてPC-UNIXを使うとき、いつもメールサーバの設定に迷う。迷惑メール対策もアタリマエになってきた昨今、非固定IPアドレスでFQDNも無くDNSから逆引きもできないローカルサーバでノーマルのSMTPサーバを立てるメリットは殆ど無いように思う。PC-UNIX利用者でも、プロバイダにダイアルアップやPPPoEで繋いでる人の殆んどはこんな環境なんじゃなかろうか。
要するに、やりたい事はローカルからローカルへのメールはmaildropなりprocmailなりの適当なMDAに渡して配って貰って、外へのメールはプロバイダ等の信頼性のあるメールサーバに上手く投げるという事だ。
ただこれだけの用途ならば、sendmailやpostfix等の複雑で高機能なMTAは必要ない。むしろ設定の煩雑さを考えると無駄なセキュリティホールを作りかねないし、リソースの無駄である。これらを使う事は、できれば避けたい。
探してみると、このような用途に向くsendmail代替の軽量SMTPサーバがあった。
esmtp : User configurable relay-only MTA がそれだ。早速、インストールした。MDAにはmaildropを導入してみた。
設定については、公式のマニュアルがわかりやすかった。Gmailのアカウントで送信する方法の解説もある。
~/.esmtprcへの設定で、Gmailのアカウントを利用したメールの送信ができることを確認した。これで個人アカウントからの送信の方法は一応分かったけど、デフォルトの送信経路はどうするかが困るな…。しばらく弄ってみる予定。
米国に渡り分子生物学研究に携わってきた著者が、バイオテクノロジーによって、動的な平衡によって成立している生命の営みを丁寧に読み解いていく。比喩や情景描写を生かして、複雑な生命現象を生き生きと解説している。息の詰まるような研究競争の現場の情景も垣間見ることができる。細胞や分子生物学の一般向けの良い解説書だと思う。
この本からは、生命の神秘への畏怖を口にしながら、なお真相の究明を止めようとはしない研究者の不敵な笑みを感じた。研究とは、かくあるものなのだろう。改めて生物というシステムは興味深いものだと思った。
使ってわかったESMTP MTA(とmaildropの組み合わせ)の問題について。
サイト構築中…完成はいつの日か。
連絡先: