堕落と混迷の日々

_ 改悪法案

教育基本法改正案と防衛省の「省」昇格関連法案が参院本会議で成立。

国としての拠り所を失いつつある日本を象徴するような「事件」に思える。

どちらも、今後の国家運営の方向を示唆する決定であることは注意すべきだ。今までは、経済力と国民の意思に任せていた部分を、軍事組織の昇格と、教育方針という形で国として具体化した。

具体化した物は、行使される。現時点の個々の意思にかかわらず、既成の総意を装って。

特に、教育の変化は未来の民意の変化にダイレクトに繋がってくる。一番時代の変化に適応しやすいのは、いつだって子供達なのだ。昔も今も。

この日が一つの転換点となりうるし、そうさせるべきではないと考える。今後もこの方面の動向に注目したい。